ども、アクエリ開発チームの加瀬です。
今日は新エキスパンション
「絶神の戦車」の発売日ということで、またブログにお邪魔させていただきました!
今回も新カードの一部を紹介しつつ、開発裏話的なことも書いていきたいと思います。
各勢力数枚ずつになるとは思いますが、少しお付き合いくださいね。
素敵なイラストと、様々な能力のカードが新たに登場したわけですが、皆さんお気に入りのカードはありましたでしょうか?
今回はマシンアイコンを持つカードやパーマネントカードを多数収録しつつ、2段ブレイク等にも光が当たるようにしたかったため、今までに無いテキストを持つカードが多くなった印象があります。
そのせいもあり、早く見てもらいたいという思いと、どう評価されるだろうという不安は今までよりも強いかもしれません。
まあ、新エキスパンションの発売前はいつもこんな感じで悶々としているわけですが!
と、そんな前置きをしつつ、カード紹介にいきましょう。
まずは
E.G.O.から!
この勢力で印象に残っているのは、
「超融合戦闘機“ブレイブジェット”」ですね。
皇帝の宝冠で収録された、
「超融合機神“G-ブレイブカイザー”」の構成マシンの1つです。
よく見ていただくとわかると思うのですが、このカードはブレイブカイザーの脚部分のパーツです。
2機のジェットで2本の脚。2人のパイロットは元気っ娘とメガネっ娘。ブレイブカイザーは6体合体ですので、他のマシンやパイロットも気になるところですね。
「ネームに「ブレイブ」を含むE.G.O.のパーマネントカード……5種類……?」と、エフェクトについては皆さん気になるところだと思いますが、そこはブレイブカイザーの今後の活躍にご期待ください。
もちろん、ブレイブカイザー以外のキャラクターにセットしても普通に強力な効果のパーマネントカードですので、E.G.O.でデッキを組む際は是非投入してみてくださいね。
さて、次は
阿羅耶識。
この勢力は
「十言神咒」ですね。
『とことのかじり』と読みます。
簡単に説明すると、「アマテラスオホミカミ」の神名のみの十文字の言葉を一生懸命唱え続けることで、様々な願いが叶う、というものです。毎日30分ほどでも、続けるのがいい感じなので、皆さんもよければお試しください。ドローする内容が完璧になったり、パックを買えば目当てのカードが引けるようになるかもしれませんよ!
カードの能力としても、唱え続けることで願いが叶う、をコンセプトに調整を続けたカードでして、ユーザーテストプレイの際には
「4枚使えるわけがない」「4枚使ったら勝ちでもいい」「夢しかない」と散々な言われようではありましたが、調整して現在の製品版となりました。
強力且つレアなスキルのインフィニティを付与できる数少ないカードですので、是非使って様々なコンボを実現していただければと思います。
4枚引いていなくとも、色々な効果があって楽しいですよ!
続いて
WIZ-DOM。
ここで印象に残っているのは、今回のメインビジュアルでもある
「プリンセス・ローズ“ローズマリー・フォンブリューヌ”」ですね。
大まかな方向性は最初からあまり変わらないのですが、能力自体はかなり変化を繰り返して今の形になったカードです。
現在は能力値が4/6/4ですが、4/(4)/4で試した時もありましたし、(1)ダメージを与えるアビリティが無い時もありました。
本人のキャラクター性を考えつつ、環境的に需要のある方向性の能力を持たせたかったため、最終的に今の形に落ち着いた感じですね。
かわいらしいイラストに、久々のWIZ-DOMのイレイザー能力値と、強力なアビリティ。
期待に応えることのできるカードになっていると思いますので、是非使ってみてくださいね!
以前掲載したショートストーリーと合わせてどうぞ!
>>ショートストーリー「小さな冒険」はこちら
ついにダークロアです。
この勢力は、「大蛇“ヨルムンガンド”」「世界蛇“ヨルムンガンド”」の2段ブレイクですね!
ダークロアはこのカードを挙げないわけにはいかない気もします。
最初見た時に、目を疑った方も多いのではないでしょうか。
実際、初めてテストプレイヤーの面々がリストを見た際も、ユーザーテストの際もいい反応を返してもらったのを覚えています。冷静にリストのミスを確認されたりもしました。
8/9/9。前代未聞ですね、この能力値。
イメージの兼ね合いからこの能力値を設定し、何かあれば直そうと思っていたのですが、最初期からずっと変わらずに製品版になることができました。
それどころか、初めは無かったアビリティの追加・調整でさらに大きくなり始める始末。
ユーザーテストプレイの際にも、面白い、もっと大きくなってほしいという意見をいただいていたので、大手を振ってさらに大きくすることができました。4枚+4枚で、現状最高で15/16/16になる可能性がありますね。すごいぞ、ぼくらのヨルムンガンド!
ダークロアの力強さを体現したようなカードですので、是非一度は使ってみていただきたいです。
さらにカードイラストの方も発注通りと言いますか、個人的に理想の仕上がりをしていまして、何かもう、語り始めると大変です。
ちなみに発注内容を書きますと……
大蛇“ヨルムンガンド”
11歳 のんびり
海辺の岩場に座る、下半身が蛇のようになっている少女。下半身を水につけ、日向ぼっこしながら昼寝しています。
世界蛇“ヨルムンガンド”
15歳 無邪気
巨大な豪華客船をおもちゃのように手に取り、笑顔で遊んでいる、下半身が蛇の巨大な少女。周囲には少女の下半身の蛇の胴体がうねっています。
となっています。
大まかなポイントのみの発注で、細部はイラストレーターさんに任せて自由に個性を出していただいているのですが、本当に素敵なイラストを描いていただいたかわく先生には、感謝しっぱなしです!
そんなこんなで、今後しばらく私はヨルムンガンドデッキを使っていると思いますので、対戦する際にはよろしくお願いいたします。
よい子のみんなは
「デス・サークル」とか撃ったらダメだよ!
ちょっとダークロアが長くなっちゃいましたが、続いて極星帝国です。
「道士“楊戩”」「妖怪仙人“楊戩”」「四不像」とありますので封神演義的なことを話すのもいいですし、“楊?”と過去にアクエリに登場した“二郎真君”について語ってもいいのですが、

この勢力は、
「エルダーヴァンパイア“ロイネリーヤ・エヴァリエール”」が印象に残っています。
以前からカード化したかった能力の1つ、「手札でダメージ判定」をコンセプトに調整がスタートしたこのカード。
何度となく言われた「分かりづらい」「弱い」の声にこたえる形で現在のテキストになったわけですが……うーん、ものがものだけに、今でもちょっとわかりづらいですね。
単純に言うと、プレイヤーにアタックしたら相手の手札が無くなって、しかもダメージがいっぱい、くらいなのですが、テキストにすると難しいものです。
気になった方は、一度使ってみるのがお勧めですね。やってることは単純明快ですし。
ファストタイミングでブレイクスルーを与えたり、ガード宣言を取り消す効果やガードされなくなる効果も存在する極星帝国において、この能力はかなりのものです。
単アイコンですのでちょっと使いづらいかもしれませんが、お勧めの1枚ですね。
ちなみにイラストコンセプトは「陽の光の下で優雅にくつろぐ貴族と、陽の光が苦手な従者」。従者の分でワーカーアイコンをつけるのも考えてはいたのですが、多数の反対意見もあって、本人のアイコンのみとなりました。むー、残念。
余談ですが、このキャラクターの名前が今の形になったのは結構終盤でした。
名前を考える際には、そのキャラクターのイメージやイラストを考慮しつつ、音の流れを気にしながら名づけるのですが、最初の名前はどちらもファーストネームっぽかったんですよね。「真由美・レイナ」みたいな。
もちろん人の名前ですからそのままでもありですし、今の名前でもそういう印象をうけることはあると思いますが、それはそれということで。
直前で名前やフレーバーテキストを変えるというのはよくあることなのですが、それがネームレベルのカードとなると、かなり悩みますし、印象にも強く残っています。このキャラクターはPR版も含めて2種類のイラストが存在しますので、その思いはさらに強くなりますね。
最後は、イレイザーです。
バインダーに入っているカード群を眺めていると、この勢力は本当に色々あったなぁ……と思う次第です。
「並びすぎる」「面白い」「え、本当に?」「これもう2段じゃなくね?」と、テストプレイヤーを困惑させ続けた
「妙音鳥“迦陵頻伽”」「妙声鳥“迦陵頻伽”」、

「10(笑)」「え、このカードの効果でもう1枚出る?」「デッキが……」「助けて」と、最初期から数々の名シーンを演出し続けた
「巨大艦隊」、
「何でバタフライなんですか?」「えっと、100年前にロシアでね、」と聞かれるたびに説明した
「バタフライ・エクスプロージョン」、
「コンボの温床になる」「ソフィエル雰囲気変わりましたね」と言われ続けたりもしたけど、イメージ通りだし、問題無いと判断してリリースした
「増援部隊指揮官“ゾフィエル”」
等々、問題児の多い勢力です。
終わってみれば、今回一番思い出深い勢力かもしれません。
そんな勢力から1枚をご紹介するとしたら、
「人造天使実験体“code-301655723”」でしょうか。
最初からずっとこの名前で、「長い」「何か意味あるんですか?」「適当ですよね?」と名前ばかり気にされたこの子。能力も見てよみんな。
ちなみに名前の意味ですが、天使の数は301655722人という説がありまして。人造天使というコンセプトは決まっていましたので、その製造・企画の実験コードとして、それに次ぐナンバーを割り振ってみました。
誕生した瞬間にどこかで天使が消えて、いなくなると新たな天使が誕生する、という天使数保存の法則のようなものも当初からあり、初期はブレイク条件を持つカードも場に出せたため、「妙声鳥“迦陵頻伽”」等の2段ブレイクが突然場に出てきたりしたものです。残念ながら調整段階で不可能になってしまいましたが、あれはあれで面白かったですね。
場に出してすぐ捨て札して、天使引き換え券のように使われ続けるだけなのもかわいそうですので、アビリティの代理コスト払いも使っていただければ幸いです。このアビリティ、結構強いですよ!
さて、駆け足でお伝えした新エキスパンション
「絶神の戦車」開発思い出話でしたが、いかがでしたしょうか?
種類数も多く、語り足りない部分も多々ありますが、あまり長くなってもいけませんので、この辺りで占めたいと思います。つたない文章ではありますが、デッキを作る一助となれば幸いです。
もちろんここに書いた以外のカードにも数々のエピソードがありますので、またの機会があれば話せればと思います。イベントや温泉合宿でお会いする機会があれば、直接お話しもできますしね。
合宿の夜は皆さんとのんびりお酒でも飲みながら、ゆっくり話をしたいものです。はいそこ苦笑しない。
それでは、また!
…
……

…………いいなぁ(しみじみ)